3月25日(土)にGIST患者セミナー2023を開催しました。
コロナ禍が広がり始めて以降3年が過ぎ、まだ完全には明け切らぬ中、私たちも恐る恐る開催した今回のセミナーでしたが、全国から多くの患者さんやご家族に参加していただくことができました。
お申し込みの時点から「配信はありませんか」というお声をたくさんいただきました。
なんとかアーカイブでも配信をできないだろうか、私たちからのそうした相談にお応えくださったのはご共催いただいた国立がん研究センター東病院のみなさまでした。
Zoomを活用しての録画、そして加工、配信のご許可をとりつけてくださり、今回は例外的に会員限定&期間限定で動画を配信していただけることになりました。ご無理を言いました。心より御礼申し上げます。
<<お願い・必ずご一読下さい>>
みなさまにご案内するアーカイブ動画は、
ご共催いただいた国立がん研究センターとの取り決めにより、
◆【申込者限定】および【期間限定】の限定公開となっております
◆URLの転送、第三者(ご家族以外)への公開はすることのないようご注意くださいませ。
視聴は9月末までの期間をいただいています。
ひとりでも多くの必要な方に届きますよう。そんな思いでいっぱいです。
視聴をご希望の方は以下のフォームからお申し込みをお願いいたします。
『GIST診療ガイドライン』2022年4月改訂第4版(金原出版株式会社)は2023年2月にWeb用に改訂を加えた形で「日本癌治療学会」のサイトから閲覧できるようになりました。
※「がん診療ガイドライン」は国内の医療者向けに各学会等で作成された<がん診療に関するガイドライン>をまとめたサイトです。
GIST患者さんやご家族、GIST領域にご関心のあるみなさまにも一般公開されていますのでご活用ください。
こちらのURLからご覧いただけます:http://www.jsco-cpg.jp/gist/
<ご参考として>
がん診療ガイドラインについて…はじめに http://www.jsco-cpg.jp/intro/
ガイドラインの利用方法 http://www.jsco-cpg.jp/intro/how-to-use/
ガイドラインの内容を一般の方向けにわかりやすく解説したサイト
JCHO大阪病院HPから関係ページのURLをご紹介しますのでご参考ください。
※緊急の用件には対応していません。
※ご相談内容によっては、オンラインを含めたセカンドオピニオンをご利用いただくこともあります。
■JCHO大阪病院HP:
大阪病院(旧大阪厚生年金病院) | 地域医療機能推進機構 (jcho.go.jp)
■オンラインセカンドオピニオン:
オンライン・セカンドオピニオン | 大阪病院(旧大阪厚生年金病院) (jcho.go.jp)
■メール相談:
メール相談・お問い合わせ窓口 | JCHO大阪病院(旧大阪厚生年金病院)(jcho.go.jp)
感染症の拡大予防の観点から、対面でのご相談を中止させていただいておりますが、顔を見て話がしたい、複数人で話したい、などのご要望もあることから、オンライン相談会を不定期で開催しております。
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、NPO法人GISTERSも活動を自粛するとともに、ZOOMを使用したオンラインでのセミナーや交流会を開催して参りました。しかしながら、オンラインでのご参加が難しいという皆様からのお電話でのお問い合わせ、ご相談が増えてきていることから、この度「代表番号」とは別に、「ご相談専用ダイヤル」を設置しております。毎週木曜日のみ、夜のお時間ではございますが、よろしければご利用ください。
◎ご相談専用ダイヤル:070-8935-0297(毎週木曜日20:00~21:00)
※先着順となります。通話中の場合はご容赦ください。
◎代表:050-3698-9118でもこれまで通りお受けいたします。
このたびGIST患者当事者や家族、医師ら医療従事者を集めたGISTアドバイザ ー会議の機会をいただき、GIST治療の現状や患者サイドの気持ち、医療従事者 が考える課題などについて、率直な意見交換を行いました。
こうした場は初めてでしたが、みなさんがそれぞれのお立場から全力で私たちGIST患者や家族に力を注いでくださっていることが感じられるたいへん有意義な時間となりました。
ご依頼いただいた大鵬薬品工業株式会社様、そして企画段階からとても丁寧にお取りまとめくださったNPO法人ASrid 西村様、江本様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
NPO法人ASrid様より報告書が公開されましたので、ぜひお目通しください。
GISTアドバイザー会議報告書を公開ページ こちらをクリックしてご覧ください
「GISTERS Voice」 は2020年のオンライン交流会で、仲間の声を聴き、思いを共有する場所として誕生しました。
経験を話してくれたのはミルヒーの愛称で親しまれている、泉川しずかさんです。
2022年3月に発刊された季刊誌「GISTERS NO.2」に掲載した「GISTERS Voice」より、紙面ではスペースの関係で掲載できなかった泉川さんとご家族の言葉を全掲載でお届けします。
泉川しずかさんの「GISTERS Voice」は こちら からご覧ください
🌼令和4年8月30日付のニュースリリースにて発表されました。国内のGIST治療薬としては4番目、海外で承認されている薬剤も合わせると6番目のGIST治療薬になります。また、このジェリス錠は日本でのみ開発が先行し承認されたため、GIST治療薬として世界に先駆けて使用されることとなります。そのためまだ未知の部分が多く、今後の臨床での研究でさらなる有効性、そして安全性を確認していく事となります。
詳細は大鵬薬品工業株式会社のニュースリリースをご覧ください
令和3年5月27日
先月提出したTAS-116の迅速審査を求める要望書に続き、希少がんを適応とする薬剤が優先的に審査されることを求め、厚生労働省へ対し、NPO法人GISTERSと日本希少がん患者会ネットワーク:RCJが連名で要望書を提出しました。
希少がんの生存率は、他の罹患者数の多いがんに比べ低い事が分かっています。
国としても希少がんのこうした状況に鑑み、治療薬の開発促進のために、早期承認制度や希少疾病用医薬品の指定制度などの支援措置を取ってはいますが、恩恵を受けられるのは最初だけで、次第に治療法が増え生存率が上がってくると、これらの制度の指定要件から外れてしまいます。GISTが今まさにそんな状態になりつつあります。完治させる治療法があるならばそれも納得できます。ですが標準治療がすべて無効となれば日を追うごとに病状は進んでしまい、治療法がまったくない状態に戻ってしまうのです。こうしたGISTの事情に対する支援措置は事実上ありません。今回の要望書は、希少がん対策として挙げられている「それぞれのがんの特性に応じた対策」に基づき、全ての希少がんの特性に配慮して、新薬の迅速な審査をしていただける体制をお願いするものです。